2002.6.30 かなり久しぶりにフォークオイルを交換。以前交換したのが多分6,7年前(~_~;)
今回は初めて自分で交換。何で今ごろ交換しているかというと車検が切れてしまって車検代がたまるまでまたまた冬眠してしまったので。リアにスタンドをかけてエキパイにパンタジャッキでフロントアップ。
今回交換したオイルはKawasaki G-10。まったくブランドにはこだわりは有りません。バイクやにこれしかなかったからが本音。
まず、問題になるのがSST、倒立のカラーを下げる工具が必要になる。以前,DT200WRの時は手でもストロークが大きいので手でも下げられたが当然手では無理。そこで太目の針金を曲げて足で踏めるように作りました。これで一応カラーは下げられるが真下に踏めないのでなかなか安定しない。
もう一つ下げたらカラーをロックナットの下でとめておくストッパーも有るのだがそんなものはプライヤーかスパナで代用!かなりいいかげん。
フォークオイルを抜いて色を見てびっくり!ガンメタの塗料のようだ。
インナーロッドを取り外そうと思ったがフォーク下のインナーロッド固定ボルトを取り外すための穴が左右で大きさが違う。俺の持っているKTCのショートのヘキサゴンソケットでは小さい穴のほうは届かなかった。インナーロッドはずすのめんどくさくなったのではずすのをやめた。
次にプリロードアジャスターを分解してみようと思って緩めていったが途中で緩まない。なぜかな?と思いプリロードアジャスターを眺めていると先端にクリップがはめられてあった。もしかしてと思いはずしてみると、外れた!
次は減衰力アジャスター。これも回して見るが動かない。横を見ると押しねじで固定してあった。
何でサービスマニュアルに書いてないんだ!と思ったら後で気が付いたがR750Mのページを見ていた。R750Lのページは後ろの方なので後ろからめくっていくのでいつも間違ってしまう。これは最後の最後に気がついたので実は油面を間違えて設定してしまった。
L 107mm M 123mm
せっかくなので123mmで乗ってみてどうなるか試してみたいと思う。
次に油面調整、新しいオイルをフォークに入れてロッドとアウターチューブを数回上下を繰り返してエア抜きする。やってみればすぐわかるがロッドをあげるときオイルがロッドの先端から噴出すのでゆっくりやること。この状態のまま10分ぐらい放置する。
次に油面調整をする。
サービスマニュアルをみまちがえ見事に間違った油面にしてしまった。そして組み立て。
これが即席SSTだとなかなかうまくいかなかった。
- インナーロッドに針金を巻きつけてあとから引き出せるようにしておく。
- スプリング、カラーをセットする。
- インナーロッドを引き上げる。
- カラーを下げてストッパーをセットする。
- インナーロッドの針金を取ってプリロードアジャスターをつける。
一人でやっているのでストッパーをセットするのが一苦労でした。ちょっと気を抜くとインナーロッドが下がってしまうのでまずい!と思い引き上げるのだが次の瞬間、オイルの噴水が上がっている。(~_~;)分かっていてもやってしまう。又油面調整からやり直し。
やっと組みあがって体重をかけて動かしてみると片方がなんかエアが入ったような感じ。またしても分解しました。
車体に組み付けて出来上がり。油面がかなり下がっているので一回乗ったら上げなきゃだめでしょう。でももう一度ばらすの面倒だから計算値でオイルを足してしまおう。